初めての性的な体験は小学5年生の夏休み、3つ上の従兄にされたイタズラだった。
お盆に父の実家に泊りがけで遊びに行き、離れの部屋で一人で漫画を読んでいると、従兄が部屋に入ってきて隣に座り、色々と話しかけてきた。
丸刈りの見た目からしてダサく、頭の回転も鈍い従兄は、正直言って苦手だったのだが、うっすら髭の生えた顔と長身は、まだ陰毛すら生えていなかった自分にとって、別次元の「大人」を感じさせるものだった。
適当に相槌を打ちながら話を流していると、ふと従兄の手の平が、半ズボンから出た、自分の太ももの上に置かれていることに気付いた。
「何だろう…」と不審に思いはしたものの、「やめて」と言うのも変な気がして黙っていると、手は太ももを撫でるように少しづつ付け根に近づいてきた。
親指はすでにちらちらと半ズボンの裾から下着をかすめ、人差し指の先も下着の中に侵入したがっているのがハッキリと伝わってくる。
それと同時に、これまでに体験したことのない感覚が全身を包みだした。
心臓がドキドキと早撃ちをし、ズボンの中で性器が次第に硬く、大きく膨らんでくるのがわかる。
(荷をしようとしてるんだろう…)
意識しまいと漫画に集中するふりをしても、すでにズボンの上からもハッキリと膨らんでいることがわかる性器は、相手にイタズラの許可を与えているようなものだった。
指はすでに下着の中に滑り込み、勃起を触診するかのように性器に触れてくる。
嫌だと思う気持ちと、味わったことのない期待感が入り混じり、必死に漫画を読むふりをしているものの、足は自然に開いてしまう。
従兄は私の手にしていた漫画を無言でめくると、女の子の裸が出てくるページを開き、「漫画みてて」と一言だけ言うと、私の性器をズボンの裾から出して指で揉むように愛撫をはじめた。
「あっ、あっ、あっ…」全く味わったことの無い感覚に、小さく声をあげながら自分の性器を見ると、先から見たことの無い透明の液体が溢れて、愛撫する従兄の指をベトベトにしてしまっている。
従兄が何度か力をいれると、ズルっという感触で皮がめくれ、強烈な性臭とともにビンクの亀頭が出現。
むき出しの亀頭に振れられるのは耐えられない痛みだったのだが、そのまま愛撫を続けられ、ティッシュを先にあてがわれると、まるでそれを待っていたかのように、ものすごい快感の中で大量射精してし
まった。
ぼーぜんとしている私の精液をティッシュで綺麗拭い取ると、そのまま従兄は外に出ていってしまった。
その後はこういった行為につきものの、エスカレートした要求をされるのではと恐れていたものの、実際には翌日遊びにいった公園の個室トイレで一度、お泊り最終日の夜、一緒に寝た布団の中で、二度連続で射精させられただけだった。
その後その従兄とは疎遠になったものの、今でもオナニーはその時のことを思い出しながらすることが殆どだ。
いとこに性的ないたずらをされた
